蔵元訪問記

  • 投稿日時:2020年03月7日

 

 

 

 

(宇都社長)

 

昨年鹿児島県南さつま市の宇都酒造さんにお邪魔しました。

初対面の社長はガタイが大きくて、身長168センチと典型的な日本人の

私は思わず見上げました。和歌山市の日本酒蔵で3年間修業しておられたと

いうことで和歌山県人の私といたしましては、何か親近感を持って訪問させていただきました。

宇都さんの焼酎造りのこだわりは何といっても、やはり原料芋です。

芋は九州で一番良い芋を使っているという自負とプライドをお持ちです。

なぜなら、芋問屋に通常相場よりも高く買い取りその分良いものだけを

揃えてもらってるそうです。かつては、他の蔵元がそうであるように契約農家から

ほとんどの芋を調達していたそうですが、不作の年などはいろんな難しい問題が起こり

悩んだ末での決断でした。今は安定して良い芋だけを使っているので当然品質の良い焼酎が

出来上がる訳です。

皆さん御存じでしたか、原料芋として有名な品種の黄金千貫は、芋に溝が多いので

原料処理が大変だそうです。宇都さんでは溝の部分の泥を取り除くために写真のような

道具をパートさんたちが使ってるそうです(手をけがしないでね)

 

 

 

 

 

ところで、一日に仕込む芋の量ですが宇都さんとこでは最盛期には

4トン使うそうです。

また、社長は美味しい焼酎を造ってお客様に喜んでいただけるようにと

いろいろ工夫されています。例えば、芋のしっぽ(両端)の部分を使った方が

香り成分が多いので、片方を残して仕込んだり・・・、とにかく蔵の個性を

追求して、『10人の方に飲んでいただいて、一人の方においしいといって

もらえればそれでいいんです』と、万人受けする焼酎は大手にお任せするとのことです。

(社長頑張ってください!私もそういう味わいの焼酎でお客さまの笑顔が見たい!)

しかし一方で、味わいに幅のある飲み疲れしない焼酎を造りたいと

おっしゃっていました。そのような酒質を実現するために濾過の方法は

かなり研究なさったそうです。

また社長は焼酎を飲むときの割り材としてのお水も、かなり研究されてるとのこと。

もうありとあらゆる市販の天然水などを、試したそうです。

その中での結論は、何とサントリーの天然水が一番合うのだとか・・・。

社長ご本人『なぜだかわからないのですが、とにかくサントリーの水が

合うんです、しかも産地は関係なくサントリーならどこでも!』

ひょっとしてサントリーの天然水を宣伝しなきゃならないとか?

訊ねましたが関係ないとのことです。

とにかく、割り水(お湯割りも)は大事なのでいろいろ試してほしいとのこと

全く味わいが変わるらしいです。特に水道水は鉄分が多いので

焼酎の大事な香りの部分が死んでしまうとのことです。

ということで、山根酒店では宇都酒造訪問記執筆?記念といたしまして

宇都酒造さんの焼酎1.8リットルお買い上げのお客様に

サントリー天然水2㍑一本をプレゼントさせていただきます。

(数に限りがございますので、なくなり次第終了とさせていただきます)

宇都酒造様本当にお忙しい中ありがとうございました。